結婚…誰がするの?
暖かくなりましたが、もう残暑と云うほどでもなくなりました。
日差しが落ち着いて、心地良い日になりそうでしょうか…
昨年から今年にかけ、ちょっと迷惑な御願いが舞い込みます。
『誰か…いないかしら』
『世話して!』
私は別に求人案内所をやっているわけではないのですが…
そのくらい…ある意味切羽詰まっていると…
誰彼構わず声かけしているわけではないから、一応真剣なのでしょう。
自分の、自分の身内の息子、娘に求む!良縁を!
そういう話です。
昔、昔ならいざ知らず
今時の自己主張と情報収集能力に優れ、勝手に?年を重ねた方々に
相手を紹介出来るのは
有料結婚相談所くらいでは?
とは言えないから、言葉をにごして立ち去るのみ です。
(人の薦める相手を素直に受け入れて、相手の長所を理解し、短所を謙虚に受け止める…そういうことが出来るなら、今の年まで親を泣かせていない!!)
声にだしては言えません。
『さわらぬ神に祟りなし』
真面目だよ、いい子だよ、年寄りに優しいんだ
だけど若い人に縁がない
真面目すぎて、お付き合いしたこと無いんだわ
聞けば聞くほど…絶望的
出会いが無いを、力説する婆ちゃんまで登場する始末。
以前、婚活など一切関係ない会合で、お茶を飲みながらの談笑中
ある年配の女性秘書が言っていました。
『皆さん、子供は親の言うこと聞いて、良い学校に入って欲しい。良い所に努めて欲しい。
それから、良い人見つけて結婚し孫の顔を見せて欲しい。』
参加者の大半がうなずきました。
『だけど、どうですか?
親の言うことよく聞く息子が、いつまでも一人でいて困った
キチンと努めて優しい性格の娘なんだけど、どうも男の人に縁がなくて…
こういった話聞きませんか?.
あちこちの参加者うなずく
その女性は続けました。
『よく言われるのは、農家の長男にはなかなか嫁が来ない。
確かに、そういう人もいます。
でも私の知ってる男の人は、高校中退した農家の一人息子で、親を心配させたけど、いつの間にか彼女を見つけ、結婚し子供も産まれ、一緒に農家やるようになり、親は大変喜んでます。』
何人かの参加者が下を向きました。
そうなんです。
友達と結婚相手は違います。
自分で見つけるか、見つけられなければ上手く行きません。
見つける力が弱いなら
見つけられる、目に留まる人にならないと
平和な今
結婚相手を探す戦いはかなり本気で参りましょう、本人が。