田舎町なのに…
日によってお天気が変わる、落ち着かない10月始めです。
近場をその辺、あの辺と用足しに出掛けて思うのは、
売り家の看板、旗がちょこちょこ目に付くということです。
〔建て売り住宅〕
が、多く売り出されています。
まとめて一括での分譲販売ではなく、数棟くらいを、あちこちの業者がちまちま販売です。
町中の変形地、元は畑や雑種地、土手を造成した土地…
それらを家と駐車場分だけ確保し、小さな建て売り住宅に仕上げての販売です。
まぁ…建て売り住宅ですから、住めれば良い、出来てるから手間要らずだから
そして安いから→買う。
そして、必ずと言って良いほど売れました。
いつまでも売れ残ような建て売り住宅は、まずありませんでした。
以前は!
今は違います。
まぁず、判子で押したように売れ残ります。
新聞に折り込みチラシを入れ、手配りのチラシをポストに投函しても、完売までかなりの時間がかかっています。
見ていて気の毒になるほどです。
何で今は売れないのか?
理由は簡単
高いのです、値段が!
小さな土地に小さな家を、質素に建てただけなのに
いっちょ前の値段設定…
どの業者もそうなんです。
売れないし、売れ残りをさばくため重ね重ね追加する諸費用
コストだけでなく、時間もかかれば、家も古くなる
なのに何で?
最初から妥当な金額出さないの?
優しい誰かが、すぐに買ってくれるかも…
そう本気で信じてるのかしら?
わかりません…私には…
今日も、まず売れないなぁ…と、
年越し決定感みなぎる、小さな土地に窮屈そうに立つ
小さな家の脇を通って来ました。
早く住人が決まるように、売り主の目が早く覚めますように
プライドの無い業者ばかりです。