さてさて

生きてると年をとるんです

便利と不便と両天秤

台風が過ぎ、よく翌日の今朝

中央紙新聞が二日分届きました。

昨日の朝は配達されなかった分です。

県内地元紙は、遅れることもなく配達されたのに…


中央から地方につながる道路が、トラック走行不能だったということです。


あちこちの河川が氾濫したのはわかりますが、そのせいで国道まで使えなくなるなんて…


何て…脆弱なのか


昨夜のニュースをあちこち見ていたら、ある番組のゲストに呼ばれ

た専門家が言っていました。


地方の河川、護岸工事は、中央に比べ…


だから、今回被害が拡大したとはハッキリ言いませんでしたが、


確かに決壊した辺りが、もっと強固であったら、台風前に少しでも手を入れていたら…


今更ながらの繰り事


後からなら何とでも言えますね


でも災害後などには、止められない言葉が飛んでしまいがちです。


昨日は、避難したお宅のでしょうか…



牛が流れてきて畑にいるけど、どうしたらいいでしょう…など戸惑いの通報もあったとか


牛は死んでいたそうで、水に流されながら溺れたのでしょうか…


どうにも割りきれない思いが吹き出すものです、災害後は…




自衛隊さん、ありがとうございます。

徐々に今回の台風被害が明らかになって参りました。


思った以上に被害が多いのには…言葉を失います。


夕方になる頃には情報収集も進みまして、以外な被害も耳にし…本当に災害は怖いと再確認しました。


そして自衛隊さんが来てくれたと知り、胸が熱くなりました。


呼んだから来たんだ とか言わないで下さいね


呼んでも来ない人は来ないのです。


あの…東日本大震災後


真剣に救助をし、優しい笑顔を見せてくれた自衛隊の皆さまには、どんなに救われたか


本当に嬉しかったです。


今日来てくれたということは、そんなに大惨事か?

と、心配しましたが、取り残された人びとをボートで救助し、その後帰られたとのこと。


やることをやり終えたら、速やかに撤収するんですね


ありがとうございました。


警察の方々も救助したんですね

消防の方々も、皆さん力一杯

貢献してるのに…


くたびれた私は、終日自宅待機


皆様の活動の邪魔にならなかったから、まぁ…良しとしよう


そんなことを思う


役に立たない私です。


ワンコも大人しくしていました。



嵐が去って…あぁ大変!

終日降り続いた昨日とはうって変わり、朝から晴れたり曇ったりの今日が始まりました。


風は何故か昨日より少し強めで、強烈な台風の余韻を漂わせています。


我が田舎町も、こういう時は大都会、都会並みに自然災害の被害が襲いかかります。


台風の進路だよ、規模だよ、とお思いでしょうが…


言いたいのは、災害前後の対応の違いです。


もちろん!昨日も夜通し


危ないです!


避難してください!


何度緊急メールが来たか…


防災無線の呼び掛けも何度もありました。


担当各位が、全力で精一杯努力しているのはわかります?が、


けっこうな風雨が続く夜に、夜中に『避難してください!』


メールは必要なのでしょうかね…


非常に強い勢力台風が来るとわかっていたでしょう


地元を管轄する各部門各所は、どこが危ないか見当ついてますよね


私だってわかることですよ…


雨風まっただ中に、いちいちびっくりするようなメールを流し続けた理由って


何なんでしょうか?


避難する人はとっくに避難してますよ!


万一避難してない人がいたとしても、行けないでしょう


暗くて風雨の中は!


避難できずに避難しなかったとしたら、自力で避難できない人は…眼中に無い!


そういうことでしょうか?


危ない地区の人々に、事前打診なり確認なりしておけば、


無駄なメール多発は


要らなかったのでは?


いたずらに不安を煽るような、こういうやり方…


都会でもやるのでしょうか?


かなりの被害が出た地域の皆さまには申し訳ありませんが、この町の被害箇所は


ほぼ想定内でした。


避難所の中で一番人気の場所は、早々に満員となり、そこでも情報を早く取れる人、取れない人の差が出てしまいました。


欲を言ったらキリがありません。


それでも言いたくなります。


あの…東日本大震災を思い出すからです。


要領悪く我慢したり、遠慮したりした人に、決して


優しくなかったからです。


こういう時に見えてしまう本質は、やりきれません。


どうか、どうか


本気で取り組んで下さい。


後からやるより事前に備えた方が、ずっと楽ですよ。